「コーチング」と「ファシリテーション」は何が違うの?9月16日ワークショップ

みなさん会社の研修などでコーチング研修を受講したことはありますか?
一般的にコーチングに関しては、役職者・管理者になる方が身につけておくべきと考え、
会社で研修をしているところもあります。一方でファシリテーションについては人によっては
学習・体験されている方もいます。
さて、この二つのスキルについて、似てるようで似ていないところもあり、それについての
勉強会に参加して来ました。みなさんの仕事や仕事関係にも活かせれる知識なので、
ぜひ学習してみてくださいね。

 

目次

1。当日のプログラム

・アイスブレーク

下記4項を紙に書いて、ペアを作って自己紹介する。

①ニックネーム
②ファシリテーション歴orコーチング歴
③ファシリテーションorコーチングのここが好き
④今日の講座で期待すること

・ファシリテーションとコーチングの概要(ポイントを抜粋)

コーチングのスキル
①傾聴(相づち、うなずきく、アイコンタクト)
②承認(名前を呼ぶ、相手の言葉を受け止める言葉、挨拶)
③質問(限定質問、拡大質問)
④フィードバック(要約、Iメッセージ)

【相手への尊敬・興味・関心・可能性を信じる】

ファシリテーションとは、土手を作るのに似ている
(話や物事の道筋を作ってあげる)

・パティオ(中庭)でコーチングを体験

パティオとは中庭のことを指します。人々が、話に花を咲かせるオープンな場がパティオです。
3人で1グループとなり、コーチ・クライアント・オブザーバーの役になり、
ローテーションで回していきます。

コーチのポイントは自分の意見を提言したり、解決策をクライアントに言うこと。
オブザーバーの評価項目は以下の通り。
①うなづき
②話し方(声のトーン、ペース)
③表情、姿勢
④質問(タイミング、内容)
⑤フィードバック(要約)
⑥その他(気づき)

・ワールドカフェ「ファシリテーションとコーチングの違い」

パティオでコーチングを経験したことを踏まえて、ワールドカフェで会場の人と意見を交換

・振り返り

 


2。ポイント

・コーチングは、クライアントの深層心理部分を引き出す
・コーチングはクライアントの前でも後ろでもなく、横にいて道を気づかせてあげる。
・ファシリテーションは、周りの人の意見をMIXさせてより良い案や答えを作り出す
(参加者の数がポイント)

・コーチングは周りの人の意見というよりも、その人にフォーカスして、どんどん引き出していく。

 

3。感想

・コーチングは名前からすると、人に意見をして目標に向かって導いてあげるイメージがあったが、
今回の講座によって、かなりがらっとイメージが変わった。
・一番印象的だったのが、コーチングではクライアント自身で課題解決策を考え出して、
 行動するようにしてもらうこと。
確かに、コーチングする人があれこれと言っても、クライアントにとっては、
ストレスになる可能性が高い。
・コーチングについて初めて触れたのだが、とても興味深かったので、今後は協会が主催する
イベントに参加して、習得していこうと思う。

 

4。評価の高い書籍

Amazonなどで販売しているコーチング、ファシリテーションに関する書籍をご紹介します。
座学で学習しながら、ファシリテーション協会コーチング協会で主催している
イベントに参加して、習得する方法をぜひお勧めします。

(1)コーチング

 (a)3分間コーチ ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術

 (b)マンガでやさしくわかるコーチング

 (c)目からウロコのコーチング―なぜ、あの人には部下がついてくるのか?

(2)ファシリテーション

 (a)問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座 (Best solution)

 (b)ファシリテーション入門 (日経文庫)

 (c)ファシリテーションの教科書: 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ



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