人生を変えたい時に読んでおくべきおすすめの本【厳選5冊】




「日頃の生活に何も不安はないけど、このまま過ごすのも何か物足りない」

「今の仕事生活がマンネリ化してしまって、何か刺激のあることを探したい。」

「学校の授業やサークル活動も良いが、今ひとつ満足できていない」など

人によってあらゆる悩みがありますよね。

 

私も学生時代や社会人になってからも、今の自分を変えたい、人生を

より良い方に変えていきたいと思い、色々とがむしゃらにチャレンジしている今日この頃です。

そんな迷える毎日を過ごしている方に是非おすすめなのが読書。

読書って1000円や2000円程度の投資で、自分の人生観を変えてくれたり、

それ以上の経験を得られることが沢山あります。

一時期はほぼ、毎日近くAmazonで中古の本を買っていたこともありました。

本のおかげで、自分の視野が広がったり、人との会話の引き出しが貯蓄されて話が

楽しくなったりと良いことづくしです。

買った本を活用して、朝活会(みんなのおすすめの本を紹介)を開催したり、

周りの人に貸したりと人とのコミュニケーションツールにもかなりやくにたちます。

そんな良いことづくしの本を読んで来て、私が読んで人生観を特に変えてもらった本をご紹介します。

実際にこれらの本を読むことで、自分の気持ちの持ちようが変わって、

それが行動に表れて良い方向に向かって行ってると実感しました。

 

目次

人生を変えたい時に読んでおくべきおすすめの本

 

1.幸せとは?幸せになるためには?を考えたいなら

「幸福の習慣」

 

アメリカ ギャラップ社が世界各国で幸福度について調査した結果が事細かく記載されています。

本書では幸せな状態になるための「5つの要素」が書かれており、それを知ることで

どのようにしたら自分は幸福を感じられるのか?を知ることができます。

 

【幸せを感じるための5つの要素】

ポジティブ感情(Positive Emotion) 主観的尺度である幸福感と人生の満足度。

 楽しいかどうかを感じているか?という事です。楽観的になると、

 ここの項目は充実しているという事になります。

・エンゲージメント(Engagement) 主観的尺度であるフロー状態。

 ポジティブ感情と異なり回想的(その時でなく、後から振り返って楽しかった・

 素晴らしかったと思う)。つまり、「我を忘れるほど没頭するものがありますか?

 という事です。

・意味・意義(Meaning) 自分よりも大きいと信じる存在に属して仕えること。

 つまり「人生に目的があり、人生に意味・意義を見出しているか?」という事です。

・達成(Achievement) 一時的な形での「達成」と、その拡張した形である「達成の人生」

 (達成のための達成に捧げる人生)。これは一時的な達成ではなく、達成されても

 さらに意味・意義を創造してさらに新たな達成をしていく事をさします。

・関係性(Relationships)】 他者と良好な人間関係を築くこと。ポジティブ心理学の

 創始者クリストファー・ピーターソンの研究によれば「他者に親切にする事」に

 よって、自分自身におけるこの項目の幸福感を向上する事ができます。

 

本書において、「あなたは、毎日自分のしている事が好きですか?」という

問いかけがあります。これはシンプルな問いでありながら、実はかなり重要な問いです。

私自身、正直な話、今の仕事に心から楽しんでいる訳ではなかったので、

この問いかけを受けてハッとさせられた記憶があります。

また、近隣住民と良い関係を気づいているか?という内容についても、

目から鱗でした。どんなに収入があったとしても、人間関係が希薄であれば、

幸せを感じれることは少ないというのは納得です。

幸せになりたい。具体的にどのようにすれば良いの?と考える方にとってはおすすめの一冊です。

 

(目次)

はじめに
1章 仕事の幸福とは?
2章 人間関係の幸福とは?
3章 経済的な幸福とは?
4章 身体的な幸福とは?
5章 地域社会の幸福とは?
6章 人生を価値あるものとするために

幸福の習慣

 

2.なぜ人間はこの様な文明を築けてきたのか?を知りたいなら

「サピエンス全史」

 

この世の中に生を授かって人間として生まれて来た私たちにとって、

この一冊は必ず読んでおく必要がある一冊です。

この一冊を読んで今までの世の中の発展や今後の人類の将来について、

深く考えさせられました。

なぜ、人類は現在の様な発展を遂げて来たのか?他の動植物とは

どの様なところが違っていた為、発展したのか?を事細かく解説しているので、

人間としての深いレベルでの教養が身につきます。

 

250万年前のアウストラロピテクスの出現や50万年前のネアンデルタール人が

出現したが、なぜ我々ホモ・サピエンスが現在、地球上でも文明を発展させて生存しているのか?

重要なポイントとしては、他の動植物と違い、多数の見知らぬもの同士が協力し合い、

物事に対して柔軟に対応できて来た能力があったからです。

身体能力的にはライオンや恐竜、ゴリラやサイなどと違って力のないホモ・サピエンスは、

知恵やその他大勢の力を合わせて狩猟して来ました。では他の動植物は協力しないのか?

もちろん、その他の動植物も力を合わせることはあっても、言語や宗教の力を借りて

ホモサピエンスは圧倒的な数の人間の力を合わせる事ができたのです。

宗教では神の存在、絶対的なルールに基づき、人々がそれに従って行動する。

言語を使って神話や虚構、噂話を語る事で、大勢の人間を同じ方向に向かって行動させる。

この能力がその他動植物と我々ホモサピエンスとの圧倒的な違いとなったのです。

お金に関しても、お互いに紙幣や硬貨に価値を認めなければルールが成り立たなかったのですが、

人間同士でルールを決めたおかげでお金は現在の様に価値を持つ様になったのです。

特に印象的だったのが狩猟生活から農耕生活によって、不幸せになったのでは?という内容です。

狩猟生活をしていた頃は、自由に移動し、自分たちが狩猟する事によって身体能力が

鍛えられていました。現在で言えば、ミニマリストやノマドワーカーみたいな生活を

していたんでしょうね。一方で農耕生活になると、栽培している小麦や農作物を守るための

労働が発生し、その土地から自由に移動する事が困難になりました。また、狩猟生活に

比べて身体的に劣る様になり、椎間板ヘルニアや関節炎などの疾患を患う様になります。

天候により農作物の収穫量は大きく左右され、飢えにも悩まされることもありました。

ではなぜ人間たちは狩猟生活に戻らなかったのか?

①すでに農耕生活に慣れ、以前の

様な狩猟生活を思い出せる人々がいなくなった

②人口増加により、農作物を収穫してではないと生きていけなくなった。

この二点が大きな要因です。

人間特有の虚構を作り出すという点においても面白い事ばかり。現代の倫理観は

あくまでも人間が勝手に作り出した虚構に過ぎず、時代とともにいつも変化して来たのです。

「男らしい、女らしい」といわれると何を思い浮かびますか?

男らしいでは、短髪?筋肉質?即断即決?女らしいでは髪が長い?おしとやか?

これらは現代でも国によって異なって来ますよね。

文中に大変興味深い内容があったのですが、18世紀フランスを代表する人物

”ルイ14世”の肖像画。そこに描かれていたのは当時の男らしさでした。

長いカツラにストッキング、踵の高い靴、踊り子の様なポーズと現在の

男らしさとはかけ離れた姿。この様に、人々の価値観というのは時代とともに

変化するというのを実感します。

この様に今まで人類が歩んで来た道のり、技術の進歩、価値観の変化など、

多方面に渡って、事細かく解説してくれているので、私が今まで出会って来た

本の中でも大変素晴らしい良書です。

 

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

 

3.忘れた夢を追いかけたい人には

「空想教室」

 

 

皆さんは子供の頃、どの様な夢を描いていましたか?

その夢は達成されましたか?今の夢は何ですか?

子供の頃は、空を飛びたい、お花屋さんになりたい、宇宙飛行士に

なりたいと人の目を機にする事なく、夢を人に語っていたと思いますが、

いつのまにかそれが出来なくなってる大人が多いですよね。私もそのうちの一人です。

学生の頃はバスケットボールをしていたのですが、夢はNBA選手になる事!

と言っていた記憶があります。当時、親や周りの人からはなれっこない、

そんなのはダメ!と頭ごなしに言われて、いつのまにか夢が変わっていました。

そんな世の中、筆者である「植松」さんは周りの人の反対や批判を乗り越えて、

ご自身の夢に向かい続けている素晴らしい方でした。

植松さんは現在、植松電機を経営されており、北海道の赤平という街を

拠点においている町工場。そんな町工場ですが、ロケットの開発に携わっており、

人工衛星も飛ばしているというすごい会社。

植松さんの幼少期、好きなことはとことん追求し、あらゆる発明をされてきました。

彼の勉強方法はまず、専門書を読み込み、それをとことん実践に落とし込む。

そうすることで知識が自分の体験を通して、充分に習得し、それを次回に活かしていく。

学習と実践というバランスをうまく取られている方でした。座学だけでなく、

とことん実践もするという姿勢を見習いたいですね。

本書において、特に印象に残った内容が「どうせ無理をこの世からなくす」という事でした。

これは意識していないけど、ついつい人に言ってしまう人っていますよね。

本人は悪気はないけど、言われた側にとっては、かなり辛い一言。

そんな人の可能性を潰してしまう一言って日頃から意識していないと

ついつい使ってしまうことってあると思いますし、これを読んでからは人が

しようとしていることや夢は応援する様に意識が変わりましたね。

植松さんはTEDでも講演されており、私もこの動画を見て、とても感動したのを覚えています。

皆さんも今一度、自分の夢を思い出し、追いかけてみませんか?

 

【植松さんがTEDで講演された動画】

 

好奇心を“天職”に変える空想教室

 

4.人間関係を改善したい人には

「嫌われる勇気」

 

 

人は人、自分は自分と思っていてもどこか他人の目を気にしてしまう自分っていませんか?

・上司に嫌われない様に言われたことは聞く

・今までの自分からすれば、将来なれる自分像は想像できる

・みんなからの視線が気になるので言いたいことは言えない

そんな風についつい人の事を気にしてしまっている自分っていますよね。

私も無意識にそう思って行動していることもありますし、それによって

いつの間にか自分を傷つけ、人との関係でギクシャクすることもありました。

また人間の悩みって大きな部分は人間関係であって、それをどの様に

解決していけば良いか?自分はどの様な心構えでいれば良いのか?を

物語を通して教えてくれる良書です。

この本は心理学の三大巨頭であるアルフレッド・アドラーの心理学について書かれており、

コンプレックスを持った青年とアドラー心理学を熟知している哲人のやりとりを通じて、

アドラー心理学のポイントを解説しています。

この青年はまず過去に対してトラウマがあるから未来の自分を良い方向に

変えることはできないと感じていました。この本を読む前の私もその様に考えてました。

しかし、アドラーの心理学では全く別の考え方を述べておりました。

それは不安だからできないのではない。それは全くの逆であって、それをしたくないから

不安という感情を自身で作り出している。

この考えはかなり衝撃を受けました。一般的に過去を原因として、未来や現在の

行動に影響すると考えますが、それは全くの逆であって、自分がその様に行動したいから

理由を後から作り出しているのだと。

全てに当てはまるわけではないと思いますが、この考えには目からウロコでした。

次に劣等感についてです。あの人は仕事ができるのになぜこんなにも自分はできないのか?

あの人だけなぜいあんなにモテるの?あの子は結婚してて子供もいるし、羨ましい。

などと言った人と比較する嫉妬、劣等感

劣等感でも、去年の自分と今年の自分を比較して、去年はダイエットを頑張っていたが、

今年は自分に余ったという自分と比較する劣等感もありますよね。

まだ自分との比較によって、生じる劣等感は健康的ですが、他者との比較によって

生じる劣等感を感じてばかりいると、一向に幸せになれないです。

この劣等感を感じることによって、友人や周りの人を心から素直に祝福できる人間に

なることは難しくなるからです。

その次に「他人からの承認欲求について否定する」について印象的でした。

人に好かれたい、嫌われたくないという思いから言葉を選んだり、行動を

選択することってよくありますよね。ただ、その様な行動をとることによって自分ではなく、

他人の人生を自分自身で歩むことになり、結果として自分を大切にしない人生を送ることになります。

課題の分離

これについてもとても勉強になりました。

他人の課題と自分の課題を切り分けること。

例えば、自分の上司に仕事の出来について批判され、頑張る様に指示されたとしても

それは上司の課題に過ぎないことがあります。

もちろん、怠けて良いとは言っておりません。自分自身で課題を見つけてそれに向かって努力し、

自分の中では評価できている。しかし、それが上司からは批判される。

これは上司のそのまた上の上司からの指示が下り、自身の上司の課題をあなたに

押し付けているに過ぎないです。

この事を自分自身の課題として受け止めては自分もコントロールできないですし、頭を悩ますだけです。

他者の課題には介入せず、自分の課題を自分でしっかりと認識してそれに向かってひたすら行動するだけ。

と言いつつも私自身も最近、上司からは色々と意見をされ、その流れにいつのまにか

流されることがありました。それはアドラーから見れば、自分の課題をきちんと認識していないから、

流されているという状態でしょう。

自分の課題や自分の考えにこだわって生きていくと少なからずとも人に嫌われることも出てきます。

しかし、他人から嫌われる勇気を持たなければ、自分自身を幸せにすることはできず、

今後も自分を傷つけて生きていくことになります。

他人から嫌われるのは当然のこと。

この事を考えると少しは気が楽になるのではないでしょうか?

最後に

「いま、ここ」を真剣に生きる

このことにつきますね。

人生は瞬間瞬間の連続です。

過去や未来という概念はありますが、私たちは今を生きているのです。

過去はすでに過ぎてしまったことですし、それを変えることはできません。

未来はまだ発生していないことですが、事実、まだ起こってはいないことです。

今、この時間を生きていること。それは私たちがいる時間であって、

それを変えるのも変えないのも、選択するのも自分自身。

その一瞬一瞬の時間を精一杯、生きること。

目の前のことに集中すること。

多少の人生計画やある程度のイメージ像は必要だと思いますが、この瞬間をより

情熱を持って生きているかと言われると疑問を感じます。

自分の人生は自分で意味を見つけて、それに向かって生きていくこと。

世界は他人が変えることではなく、自分で変えていくことであり、自分でしか変えられない。

結局、自分でしか、世界は変えられないですし、勇気を持って、その扉を開けてみませんか?

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

5.自分に自信を持ちたい人には

「仕事ができない”、容姿もさえない、彼女いない歴=年齢の男性に

一ヶ月で彼女を作ってください。」

 

 

なぜ彼女・彼氏ができないの?なぜ結婚できないの?

と考えたことって皆さんありますか?

もちろん自分自身で作らない、しないという選択をされている方もいると思いますが、

したいのにできない方にとてもオススメ。

一般的な恋愛術を書き記した本ではなく、モノやサービスを自然と顧客が

購入していく仕組みを作る「マーケティング」を用いて戦略的に物事を解決していく内容を

事細かく分かりやすく書いた本です。

市場や自分の置かれた状況を正しく分析し、自分はどの様な長所があるか?

どこを売りにしていけば良いのか?というポジショニングを明確にして、より

自分が求められているターゲット層を選びます。

ターゲット層を選んだ後、自分をどの様にしてその人たちに売り込んでいくか?(販売ルートや広告方法)

大学の時は商学部だったので、マーケティングについて勉強していたのですが、

この本の様にマーケティングを日常生活でも用いれることを知り、とても親近感が湧きました。

モテない男・佐々木君がマーケティングのエキスパートである上司のアドバイスを受けて、

日に日に成長していく姿をテンポよく描かれており、マーケティング初学者やある程度、

勉強してきた方でも楽しく気軽に読めます。

SWOT分析やマーケティングミックス、ターゲッティングなどマーケティングの手法を

無理なく学べて、日常生活でも充分に生かすことがイメージできるので、ぜひ楽しんで

読んでみてください。

 

(目次)
第1章 マーケティングを駆使すればダメ男もモテ男になる?

    ―知らないと恥をかく経営におけるマーケティングの定義

第2章 「SWOT」を知らなきゃ仕事も恋愛もできない

    ―マーケティング環境分析は誰でも簡単にできる

第3章 ポジショニングマップでわかる“結婚できる男”

    ―明日から人前でスラスラと説明できるターゲットマーケティング

第4章 「4P」と「PPM」を使って市場で一人勝ちする方法

    ―「売れない製品」を市場に投入しないための戦略と考え方

第5章 男の「価格」は何で決まる?

    ―製品の「価格」をいい加減につけている会社は絶対に儲からない

第6章 わかっているようでわかっていない本当の「プロモーション」

    ―企業の広告宣伝費はまだまだ削減できる

第7章 顧客維持のマーケティングによる恋愛術―お客さんの心を

    一生掴み続ける「リレーションシップマーケティング」

Q.「仕事ができない」「容姿もさえない」「彼女いない歴=年齢」の男性に1ヵ月で彼女を作ってください。



 

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