徒然日記(5月16日)

今日は認識の話をします。人と言うのは思い込みや自分の勝手な認識で物事を色眼鏡を通してみたり理解してしまっていることが多々あると思います。


■果たして目の前の事は真なのか?


NHKの100分デ名著(般若心経)を見てみましたが、自分の認識は果たしてそれは思い込みなのかもしくはただの空なのか。

哲学チックになっていますがこれはかなり深い題材と思います。特に興味深い言葉が空即是色と色即是空でした。

空即是色とは物の本性は空だが、それがそのままこの世の一切のものであると言う事です。

一方、色即是空とはこの世の万物は形を持つが、その形は仮のもので本質は空であり不変のものではないと言う意味です。

これはどちらも対義語となっておりますが、世の中のもの自分の認識も含めて思い込みも含めて、これは移ろいよくもので全ては変わりやすいものと思います。

ただ世の中を構成しているもの自分も含めてですが、目の前のふいんきや景色も含めて、すべては移ろいやすいもので成り立っているのも真実だと思われます。

自分がこうなりたい、こうだと言うのが正しいと思っている事は、果たしてそれが正しいのか?これを一旦立ち止まって考える良い言葉だと思います。

自分が努力したのになぜ報われない、あの人はなぜこうしてくれないのか?と言うのも果たしてそれは真実では無いかもしれません。

それは空であり変わりゆくものとも思われます。

そのように考えると自分の心が少しはスッキリになるのではないでしょうか。

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